「案件一つ片づけられない」部下にバインダー投げつけ渡すなどパワハラの熊本県職員を停職3カ月の懲戒処分 決済得ずに回答書送付の職員は停職2カ月など
熊本県は12月20日に職員3人の懲戒処分を発表した。このうち、停職となった職員はパワハラ行為を繰り返していた。 【画像】パワハラ行為を繰り返していた職員に停職3か月の懲戒処分
熊本県が職員3人の懲戒処分を発表
停職3か月の懲戒処分を受けたのは健康福祉部・課長級の59歳の男性。 熊本県によると、この職員は2022年12月から2023年6月にかけて、部下の職員に対して無言でバインダーを投げつけて渡したほか、職場内に聞こえるように「案件一つ片づけられない」などと侮辱する発言をするなど、パワハラ行為を繰り返していた。 パワハラ行為を受けた職員は心的ストレスが原因で精神疾患に追い込まれたということだ。 一方、県は決裁を得ることなく、回答書を市町村へ送付するなどしたとして、土木部・係長級の59歳の男性を停職2か月。 2023年10月に熊本市南区で車を運転中に死亡事故を起こした農林水産部の男性主事を戒告処分とした。 (テレビ熊本)
テレビ熊本
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