スペック最強は誰だ!? 日本代表、能力値ランキング13位。走力No.1!? FWなのに守備力高め
北朝鮮代表とのFIFAワールドカップ26アジア2次予選に臨むサッカー日本代表のメンバーが14日に発表された。サッカーという競技の特性上、彼らの能力を数値化するのは極めて困難であることを承知の上で、今季のスタッツを分析し、5項目に分類して数値化を試みた。ここでは日本代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。発表時のメンバーが対象)
13位:前田大然(セルティック/スコットランド) 生年月日:1997年10月20日 市場価値:650万ユーロ(約9.1億円) 23/24リーグ戦成績:23試合4得点2アシスト 日本代表通算成績:17試合3得点0アシスト 前田大然は自慢のスピードで常に脅威を与えている。横浜・Fマリノスに所属していた2021シーズンはJ1リーグで得点王に輝くなど非凡な得点力がある上に、守備でもピッチを縦横無尽に走り回って最前線から積極的にプレスを仕掛ける。中央、サイドとプレーエリアも広く、スタメンでもサブでも活躍が期待できるタイプの選手だ。 前田の能力値で最高の数値を叩き出したのは「フィジカル」だ。先述した圧倒的なスピードと運動量は驚異的であり、「守備力」も「60.3」とFWの中ではかなり高い。この献身性の高さこそ前田の真骨頂であり、戦力として計算しやすいのが多くの監督の元で起用されてきた理由なのだろう。 一方で「64.4」に留まった「スキル」はFWとしては物足りない。三笘薫や伊東純也のような日本代表のウインガーとは違い、相手を高い確率で抜き去るドリブルの技術は持っていない。どちらかと言えばチャンスメイクよりも、フィニッシャータイプであり、個人での打開力向上が今後の課題と言えるかもしれない。
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