虎党・桂春蝶 阪神へお願い「監督と心中するくらいで」 藤川球児新監督の理論浸透には時間かかる
落語家の桂春蝶が16日、大阪市内で「芸能生活30周年 桂春蝶・浅田あつこ コラボイベント『道行き』の世界」で、20代の頃から親交のある演歌歌手の浅田あつことコラボレーション。生粋の虎党である春蝶は、藤川球児新監督が就任した、プロ野球・阪神への提言を口にした。 【写真】ありがたや~ 桂福団治を拝む浅田あつこと桂春蝶 イベント終了後、取材に応じた春蝶は「岡田監督が恋しくて仕方ない。前まで普通だったものが、パっといなくなった時のロス感が」と、さみしがった。 藤川新監督について問われると、「解説を聞いていても、論説委員みたいな感じ。非常に雄弁な方ですから、選手がそれ(理論)を頭でわかっても実践するのはどれだけかかるのかな」と、語った。「阪神にお願いしたいのは、岡田監督みたいに、2年でなんとなくもやもやとした終わり方はやめてほしい。球児さんでいくなら、監督はせめて3年は任せないとアカンと思うんですよ」と、球団への要望を口にした。 この日のイベントのテーマの一つが「心中」であり、春蝶は心中を美徳とし江戸時代の文化を皮肉った古典落語「星野屋」を披露。イベントに引っかけて「監督と心中するくらいの気持ちでやって欲しい」と、お願いしていた。