中村敬斗（右）と伊東純也

【欧州サッカー】フランス1部スタッド・ランスの日本代表MF中村敬斗（24）が20日（日本時間21日）、敵地でのオセール戦で得点を決め、欧州主要リーグでは初となる5戦連続ゴールの快挙を成し遂げた。 　ここまでリーグ戦で4戦連発と絶好調の中村は、同僚で日本代表MFの伊東純也とともにフル出場。試合は大歓声に後押しされたオセールに前半16分、先制点を許してしまう。さらに後半7分にも追加点を奪われ、2点を追う展開となった。苦しい状況が続く中、後半アディショナルタイムに伊東が上げた右からのクロスを、ペナルティーエリア内に飛び込んだ中村が見事にヘディングで決め1点を返した。残された時間は反撃には足りず、チームは敗れた。またオセールのFWオナイウ阿道は後半39分からプレーした。 　日本サッカー界の歴史に残る中村の活躍をフランス1部の公式X（英語版）は「中村が5戦連続ゴールを決めた」と5試合でのゴール直後の決めポーズとともに紹介し祝福した。日本代表でも2026年北中米W杯アジア最終予選のオーストラリア戦（15日）で、同点につながる相手のオウンゴールを誘発した中村。勢いは止まらない。 　イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF遠藤航（31）は20日（日本時間21日）、ホームのチェルシー戦でベンチ入りしたが出番はなかった。チームは1―1で迎えた後半6分、イングランド代表MFカーティス・ジョーンズが決勝弾を決め、2―1で勝利。首位をキープした。