世界三大珍味の一つ「トリュフ」を人工発生 苦節6年、国内2例目 山梨県森林総合研究所
テレビ山梨
山梨県の森林総合研究所が世界三大珍味の一つ、トリュフの人工的な発生に成功しました。 【写真を見る】世界三大珍味の一つ「トリュフ」を人工発生 苦節6年、国内2例目 山梨県森林総合研究所 国内では2例目で、今後、技術の安定化を目指します。 こちらが県の森林総合研究所が人工的に発生させた黒トリュフの一種です。 直径は2.2cmから 4.1cmで、あわせて12個が確認されたということです。 トリュフはキノコの一種でフランスなどヨーロッパ産のものは世界三大珍味の一つと言われる高級食材ですが、生きた樹木の根と共生して育つことから人工的な栽培が非常に難しいとされています。 こうした中、今回、黒トリュフが発生したのは2018年にトリュフの菌を感染させ、北杜市内に植えたクリの木で、6年目にして初の成功となりました。 発生の要因について、研究所は「詳細は調査中」とする一方で、「土の中のトリュフの菌が多い場所から発生が確認されているので、今後、発生に適する条件や技術の精度などを高めて普及につなげたい」としています。
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