「闇バイトに注意して!」警備会社がポケットティッシュ5万4千個を寄贈 県内の全高校生へ配布
とちぎテレビ
SNSなどで高額な報酬を謳って犯罪の実行者を募集する”闇バイト”に若者が応募して、強盗や詐欺といった犯罪に加担してしまう事件が後を経ちません。その闇バイトに高校生が関わらないようにと、宇都宮市の警備会社が11日、注意を呼びかけるポケットティッシュを県教育委員会へ寄贈しました。 宇都宮市に本社がある警備会社・北関東綜合警備保障は、地域貢献の一環で、県教育委員会に闇バイトへの注意を呼びかけるポケットティッシュを5万4千個寄贈しました。11日、県庁の南別館で贈呈式が行われ、青木靖典社長から県教育委員会の阿久澤真理教育長に目録が手渡されました。 ポケットティッシュは「闇バイトに注意して!」などと注意を促す内容の2種類でどちらのデザインにも、あやしいと思ったら警察相談専用ダイヤル#9110に相談してほしいと書かれています。 阿久澤教育長は「高校生がこのティッシュを1つのきっかけにして、闇バイトに関わらないような対応が取れるよう有効に活用していく」と話しました。 ポケットティッシュは来週、県内すべての高校生へ配布されます。 青木社長は「地域に根差した警備会社として、地域社会の安心・安全を保つことが役割。闇バイトか分からない時には(このポケットティッシュを見て)勇気をもって電話してもらいたい」と話しました。
とちぎテレビ