【巨人】痛恨の一発で逆転負け 元同僚ウォーカーが特大“恩返し弾” 山崎伊織は緩急自在に好投 外野手争いでは萩尾匡也がアピール
◇プロ野球 オープン戦 ソフトバンク3ー2巨人（12日、鹿児島） 巨人はソフトバンクとのオープン戦で、元同僚の一発を浴び逆転負けを喫しました。 【画像】外野手のレギュラー争いでアピールを続ける巨人ドラ3の佐々木俊輔選手 巨人は昨季10勝を挙げた山崎伊織投手が先発。初回に山川穂高選手にタイムリーを浴びて1点を失いますが、その後は危なげない投球。抜群の制球力に、時折まぜる90キロ台のカーブで緩急をつけ、打者を翻弄(ほんろう)します。5回を投げて4安打無四球1失点と順調な仕上がりをみせました。 一方、激しい外野手争いを演じる中で、2年目の萩尾匡也選手がアピール。1点を追いかける4回2アウト1塁の場面で、ソフトバンク・石川柊太投手のパワーカーブをとらえ、レフトポール直撃の2ラン。逆転に成功します。 しかし1点リードで迎えた6回にリリーフが誤算。2番手で登板した直江大輔投手が2アウト2塁のピンチを迎えると、オフに巨人から移籍した代打のウォーカー選手にレフト場外へ特大の逆転2ランを浴び、再びリードを許します。 9回には四球とヒットでノーアウト1、2塁のチャンスを作りますが、途中出場のオコエ瑠偉選手が痛恨のダブルプレー。チャンスを生かせず、逆転負けとなりました。
