池袋で「としま編んでつなぐまちアート」 編み物で樹木など飾る
「としま編んでつなぐまちアート2024」が現在、池袋で行われている。(池袋経済新聞) 公園の樹木や建築物を毛糸で編みくるむ「ヤーンボミング」を通じて、池袋に愛着を持つ人々と一緒に新しい池袋のアート&カルチャーを創出することを目指す同イベント。期間中、イケ・サンパーク(としまみどりの防災公園)や池袋の商業施設、公共空間など6カ所で編み物アート展示を行う。 主催は、サンシャインシティ(豊島区)、Hareza池袋エリアマネジメント(同)、日比谷アメニス(港区)によるプロジェクトチーム。監修は編み師・203gowさんが務める。 今回で4回目となる同イベントはこれまで、制作ワークショップなどに述べ2400人以上が参加した。編み物を通じた人的ネットワーク形成やコミュニティー創出という当初の目的を果たしたとして、今回で最後の開催となる。 今回は、池袋や近隣施設での編み物ワークショップ参加者や、豊島区介護センターの利用者、豊島区職員、文化服装学院ニットデザイン科の学生、NPO法人サンカクシャが支援する若者や池袋エリアの企業の社員など、430名以上が編み物アートを制作し、持ち込みによる編み物アート募集も行った。 サンシャインシティまちづくり推進部の後藤彩花さんは「2021年の企画始動から、多くの編み物好き&池袋好きの人たちに支えられ走り切ることができた。ワークショップや展示作業を通じて、たくさんの人と人がつながり、編み物と池袋への愛着が育まれたと実感している。今後もつながり続けてくれたら。最後の展示会場へ足を運んでもらい、色鮮やかな編み物を楽しみながら、池袋のまちの魅力を再発見してもらえたら」と話す。 来年2月2日まで。
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