スロット監督、ミラン戦に向けて意気込みを語る「リスペクトしているが恐れていない」 新加入キエーザの起用にも言及
リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のミラン戦へ「リスペクトはしているが恐れてはいない」と語った。クラブ公式サイトが伝えている。 【動画】CLミラン戦へ ミラノへ出発するリヴァプールのメンバーたち ファン・ダイク キエーザ 遠藤… リヴァプールが2年ぶりにCLの舞台に戻る。同クラブは、現地時間9月14日に行われたプレミアリーグ第4節でノッティンガム・フォレストに敗北している。一方、対戦相手のミランはセリエA第4節でヴェネツィアに4-0というスコアで大勝し、弾みをつけて本拠地サン・シーロでリヴァプールを待ち構える。 しかし、記者会見に出席したスロット監督は「リスペクトはしているが恐れてはいない」と、ミラン戦に向けて意気込みを語った。 「どの監督もどのチームも対戦相手を恐れて試合に臨むとは思わないが、我々はミランのクオリティと選手たち、そして歴史をリスペクトしている。彼らは質の高い選手をそろえている。我々は恐れてはいないが、彼らはヴェネツィア戦で4-0と大勝し、好調さを見せた。我々は『恐れ』という言葉は使わない。我々はミランとその選手全員をリスペクトしている」 そして、ノッティンガム・フォレスト戦の敗北がミラン戦にもたらす影響について語った。 「あの試合の結果に失望しているのはみなさんだけではない。我々も結果にはがっかりした。ただ、我々は試合を常に正しい視点で見てきた。マンチェスター・ユナイテッド戦の勝利では、みなさんも我々もとてもポジティブだったが、同時に改善すべき点も見えていた」 「逆に、ノッティンガム・フォレスト戦ではマンチェスター・ユナイテッド戦ほどやりたいフットボールはできなかったが、同時にうまくいった点もいくつかあった。この2つの試合はまったく違う試合だった。ミラン戦も、ノッティンガム・フォレスト戦とは選手のタイプも監督の戦術も違う試合になるだろう」 この夏に新たに加入したイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが、ミラン戦のメンバーに入った。スロット監督はキエーザの起用についてこう語った。 「彼は持っている質の高さに加え、ハードワークができる選手だ。リヴァプールの伝統は、ボールを持っていないときもハードワークすることだ。そして、彼はゴールを決めるだけではなく、前線の複数のポジションでプレーすることができる」 「彼は初めてメンバーに選ばれた。先発出場することはないだろうが、必要があればミラン戦で加入してから初めて、数分間プレーする可能性はある。それは明日わかることだ」
SPOTV NEWS