アレン様が明かす「中学受験」の経験。塾通いも「小学校の友だちを捨てて、環境を全部変えたい」からだった
大物マダムタレント、総額1億円以上かけて整形した日本一の整形男子、待ち受けにすると幸運が訪れる……ゴージャスな肩書きで語られる、アレン様。その唯一無二の存在感がSNSを中心に話題になり、一般知名度が急上昇したのはここ数年のこと。それ以前から熱心なファン=クリマンを擁し、独特なワードで語られる“セルフ・ラブ”精神でファンたちを虜にする。10月には、波乱の人生も明かした初の公式ファンブック『全てアレン様が正しいでございます』を上梓したアレン様に聞く、THE CHANGEとは。【第4回/全5回】 ■【画像】赤が似合う!アレン様、取材当日のゴージャスコーデ■ 現在、大ブームとなっている中学受験。子どもを有名中学に入れるべく全国で熾烈な戦いが繰り広げられているが、“日本一の整形男子”の異名を持つタレント・インフルエンサーのアレン様も、実は中学受験経験者だという。『全てアレン様で正しいでございます』でも、小学6年生時点で<ヮタクシは絶対に決めていたことがあって、「中学受験をして今の環境を変えたい」って思っていたのよ>と明かしている。 「小6でそんなふうに決意するくらい、自分の環境を変えたかったんでしょうね」 ーーそれまではどんな環境だったのでしょう。 「地元の公立小学校に行くと、どうしても6年間は環境を変えられないじゃない。イヤでも同じメンバーと暮らしていかなきゃいけない。ヮタクシはその6年間、ずっとありのままの自分を出すのが怖くて、でも隠したくても隠せないのね。男子はドッジボールやサッカーをするけど、ヮタクシは女子と遊んでいるのが楽しかったし、やっぱり隠していてもちょっとしたことでバレる。だからあまり溶け込めないし、いじめの対象にもなる。だからすごく辛いんです」
小学校と同じコミュニティからなんとかして抜け出したいと思った
アレン様は小学校6年間のことを「今思い返しても、まともな思い出って思い出せない」と話す。 「“小学校時代に楽しかったことは?”って聞かれたとき、“ない”って言うくらいの虚無感で暮らしていたんですよね。このまま公立中学校に進むと、また同じ人たちと3年間すごすことになる。9年間をドブに捨てることになると思って、すごい危機感を覚えました」 自ら変えなければ、環境は変わらない。そう悟ったアレン様がたどり着いた「自分を変える手段」が、中学受験だったのだ。 「地元の公立中学から離れるために、中学受験することを決めたんです。だから塾に通いまくったんです」 ふと、「これ、どこにも言っていないんだけど……」と、声を潜める。 「マンツーマン授業の高い塾でした。1回の授業料が8000円くらいなのかな? 親に出してもらっているし、それもあってプレッシャーだけは独り歩きするんだけど……塾に行くには行くんだけど……もうほとんど寝てたのね。子ガキがさ、必死に“中学受験したい”と言ったらさ、親は“行くな”とは言わないじゃない。応援してくれていたと思うんだけど、その応援をドブに捨てるくらいひたすら寝続けていました。そうすると、やる気がないから先生も見放すんですよね」