40代からの「簡単ヘアケア」。朝のツボ押しで抜け毛・白髪予防&気分すっきり
毛髪診断士でヘアパーツモデルの鈴木真奈さん。ふたりの子どもを持つママでもある鈴木さんは、今の髪を守る&健康的な髪を育てるケアで、40代でもツヤのある美髪をキープしています。ここでは、鈴木さんが毎朝行っている美髪ルーティンをご紹介。エイジングケア治療にも力を注ぐ医師、工藤あきさんの解説コメントつきです。 【写真】抜け毛白髪予防
紫外線や摩擦を避け今ある髪を守るのが大事
「髪のツヤは若々しさの象徴です」と断言するのは毛髪診断士でもある、ヘアパーツモデルの鈴木真奈さん。そんな鈴木さんも、お子さんが小さい頃は、ヘアケアは二の次でダメージもあったそう。そこから、毛髪診断士の資格を取得し、長い髪を生かしたヘアパーツモデルに。現在は、「守り」を意識した毎日のケアで、40代でもツヤのある美髪をキープしています。 「髪の毛は死んだ細胞の集まり。今ある髪にあれこれ塗ったり、必要以上に手をかけても劇的に変わることはありません。ツヤ髪維持に大切なのが、ダメージの原因となる紫外線や摩擦を徹底的に避け、今の髪を守るケアです」 その一方で、新しい髪を生み出す頭皮は、プラスのケアを欠かしません。 「肌と同様、頭皮も加齢とともに水分量や皮脂量が低下し、細くうねりやすい髪が生えやすくなります。健康的な髪が育ちやすいよい土壌を育てる意味からも、頭皮のマッサージや保湿、インナーケアを習慣化しています」
髪専門モデルが365日続ける美髪ルーティン
鈴木さんが毎日行う、朝の美髪ルーティンを紹介します。
●逆立ちとツボ押しで頭皮の血流を巡らせる
頭頂部は血流を送り出す筋肉がないので血流が悪くなりがち。 「逆立ちをし、5回呼吸をします。さらに、頭皮用ローションをつけるタイミングで抜け毛や白髪予防のツボを押しています」 (鈴木さん) 【百会(ひゃくえ)】 両耳を結んだ線と頭頂部中央が交わる位置の、少しへこんだ部分にあるツボ。指の腹で押圧します。 【角孫(かくそん)】 耳のいちばんとがった位置の、生え際にあるツボ。手で耳を包むようにして中指の腹で押します。 【風池(ふうち)】 首後ろの生え際、うなじの筋肉の脇のへこみにあるツボ。頭を手で抱え、親指を当てて押圧します。 <医師の工藤あき先生の解説コメント> マッサージで血流をよくすることで、摂取した栄養を体のすみずみまで行き渡らせることができます。さらに、頭皮にある毛根細胞の代謝がよくなる効果が期待できます。
●頭皮ローションをつけてからブラッシングする
朝の頭皮は乾燥して、固まっている状態。まずは、頭皮用ローションを塗って保湿し、そのあと、クッション性のあるパドルブラシで優しく頭皮をマッサージしたあと髪をとかします。 また、頭皮ローションは悩みに合わせてセレクトするのがポイント。 「乾燥してフケが出やすい人は、ヒアルロン酸など保湿成分配合のものを。ハリコシがない・抜け毛が気になる人は、育毛効果が期待できるセンブリエキス配合など、悩みに応じて選んで」(鈴木さん)
ESSE編集部