センバツ 「まずは1勝したい」 有田工の選手ら県庁を表敬 /佐賀
第94回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する有田工の選手らが11日、県庁に山口祥義知事を訪ねた。上原風雅主将(2年)は「自分たちらしい野球を徹底してまずは1勝したい」と語った。【井土映美】 ◇応援グッズ、知事に手渡す 梅崎信司監督が昨秋の県大会、九州地区大会での歩みを報告するとともに選手を紹介。上原主将は「甲子園が近づきワクワクと緊張が50%ずつ。守備でエラーをせず、打撃面では低い打球を徹底して1点をもぎ取る野球をしたい」と抱負を述べた後、山口知事にタオルやメガホンなど応援グッズを手渡した。 主戦の塚本侑弥投手(同)は「1勝し佐賀の人を元気にしたい」と抱負。山口祥義知事は「春のセンバツに有田工が出場するのを誇りに思う。佐賀県らしい戦い方で皆を驚かせて」と期待した。 同日は県議会の原田寿雄副議長にも出場を報告。原田氏は「甲子園は誰もがいける場所ではないので、しっかりと楽しんできて」と激励した。