サッカー日本代表では好調のFW上田綺世、所属クラブでは厳しい評価「ヘディングしかできない」「想像を絶する…」
サッカー日本代表は現地時間10日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)でサウジアラビア代表と対戦し、日本代表は2-0の勝利をおさめた。代表では好調のFW上田綺世だが、所属クラブのフェイエノールトでは活躍しきることができていない。クラブ専門メディア『feyenoordpings』が報じている。 【順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選 エースストライカーであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱の影響で、先発出場の機会が増えている上田。しかし、UEFAチャンピオンズリーグ欧州CL)リーグフェーズ第2節のジローナ戦でのPK失敗やリーグ戦でのチャンス逸なども重なり、ここ数試合は厳しい評価が下されていた。 同メディアは、クラブOBであり元監督でもあるロブ・ヤコブス氏が、「我々には焦点であり屋台骨となるストライカーがいる。しかし、彼はヘディングしかできない。FCトゥエンテ戦で上田がどれほど多くボールロストしたことか。それは想像を絶するものだ」と、上田を厳しく評価するコメントを紹介していた。 また、クラブのレジェンドであるヴィレム・ファン・ハネヘム氏も上田のパフォーマンスには満足していないようだ。ハネヘム氏は、「(FCトゥウェンテ戦のゴールに繋がった)あのヘディングは素晴らしかったし、彼はNAC戦でもそれを成功させた。しかし、それ以外はすべてが間違っていた。彼には今、実力を見せるチャンスが数か月ある(ヒメネスの負傷のため)。まだ終わっていない」と、試合でのパフォーマンスには厳しい評価を下しつつも、エースストライカーのヒメネスが負傷離脱している間は上田にチャンスが与えられるであろうと言及していた。 果たして、上田は日本代表での好調をクラブでも維持して、負傷離脱中のエースからポジションを奪える活躍を見せることができるだろうか。
フットボールチャンネル編集部