児童130人とゲームで交流 カターレ選手、氷見で復興支援の教室
サッカーJ3・カターレ富山は11日、氷見市の氷見運動公園で、能登半島地震の復興を支援するサッカー教室を開いた。選手25人が県内や金沢市の10チームの児童約130人とハーフコートゲームやドリブルリレーなどを通じて交流した。 カターレの「復興支援プロジェクト」の一環で、同公園で開催された氷見サッカーフェスティバル(富山新聞社後援)に併せて企画した。 左伴繁雄社長が「サッカーを通じて元気になってほしい」とあいさつした。カターレの田川知樹、神山京右、椎名伸志、末木裕也の副主将4人ら主力選手がそろい、ゴールゲームやドリブルリレーで基本技術を指導した。記念撮影会やサイン会も実施された。 滑川市出身の松岡大智選手は「県内の子どもたちも地震で心の傷を負ったと思う。微力ながら交流活動を続けたい」と話した。氷見FCの坂木真翔さん(西の杜学園5年)は「大勢の選手のサインをもらえてうれしい」と笑顔を見せた。