千葉県東方沖で地震多発 過去には数か月続いたことも 気象庁「強い揺れに備えて」
日テレNEWS NNN
先月27日から、千葉県東方沖を震源とする地震が相次いで発生しています。 気象庁によりますと、千葉県東方沖では先月27日午前0時ごろから地震が相次いでいて、今月1日午前11時までに震度1以上を観測した地震が16回発生しています。 このうち、1日午前5時43分ごろに発生したマグニチュード5.2の地震では、千葉県東金市、市原市やさいたま市などで震度4を観測したほか、東京23区でも震度3の揺れを観測しています。また、先月29日午後6時35分ごろ、千葉県大網白里市で震度4を観測する地震がありました。 気象庁によりますと、千葉県東方沖では時々、マグニチュード5前後の地震が断続的に発生し、1週間から数か月程度の間地震活動が活発になることがあって、これまでにも、1996年、2002年、2007年、2011年、2014年、2018年にまとまった地震活動がみられ、震度5弱の揺れを観測する地震が発生したこともありました。 気象庁の担当者は「今回の地震活動が大地震につながるかはわからない」と話していますが、引き続き、注意深く監視していきたいとしています。 また、今後、強い揺れを伴う地震が発生するおそれがあることから、家具の固定など地震への備えを改めて確認してほしいと呼びかけています。