7カ月で中計上方修正、過去最高営業益キョウデンの戦略
左側が6層の複合導体/厚銅基板で、右側は36層のバーインボード。いずれも高機能基板だ(写真:キョウデン提供)
昨年発表したばかりの中期経営計画をわずか7カ月で更新した会社がある。産業機器を中心に設計開発から実装・組み立てまで一貫体制で行うプリント配線基板大手のキョウデン(6881)がその会社だ。 プリント配線基板など電子事業のほかに、グラスファイバー原料や耐火物、混和材など工業材料事業も展開している。工業材料事業は売上高、利益ともに、全体の2割程度で、主力は電子事業だ。 2021年11月に5カ年の中期経営計画を発表したが、初年度の2022年3月期業績が計画を大幅に超過したため、今年6月に計画更新に踏み切った。
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長野 隆一