「病気で困ってる人を助けたい」小1男児の”行動”に4.5万いいね 友達にからかわれても貫く信念に「心が優しくて強い子」「本当に素晴らしい」
ヘアドネーションとは、小児がんや白血病といった病気、不慮の事故などで髪の毛を失った子どもたちの医療用ウィッグを作るために髪の毛を寄付する活動です。 【写真5枚】2年以上伸ばし続けた現在の髪の長さ(@misumi_srsさんより提供) nana-bo(@misumi_srs)さんの小学1年生の息子さんは、ヘアドネーションをするために髪の毛を伸ばし続けています。 nana-boさんのXでの投稿では、息子さんが髪を伸ばしていることについて強い意志をもって取り組んでいることが投稿されています。 年中さんから始め、現在3年目。病気で困っている人に「髪をあげたい」とヘアドネーションを始めた息子さんについて、お母さんのnana-boさんに話を聞きました。
へアドネーションへの思い
ーヘアドネーションをしようと思ったきっかけについて教えてください。 もともと病気で困っている人に何かしてあげたいという気持ちが強く、ヘアドネーションを知ってからは迷うことなく「やってみよう!」と自ら話してくれました。 夏は暑いし汗っかきなので「かゆくて汗疹大変かもよ?」と伝えましたが、意思は揺らぎませんでした。サッカーをやっているので、実際に夏の暑さには毎年悩まされています。 ー投稿には、友達に長髪をからかわれることがあっても「強い信念の前では取るに足らない」と記載がありますが、からかわれたときなど、息子さんはどんな対応をされているのでしょうか? 体型が周りの子よりひと回り小さいこともあり、まだ小学1年生なので髪が長いと女の子だと思い込んでしまう子がいることや、ヘアドネーションのことを知らない子に女の子と間違われることがあるのは仕方ないと理解してくれています。 本人も「俺は女の子じゃない」とひとこと言って終わりにしています。 それ以上はからかわれても聞く耳をもちません。家族のなかでの合言葉「からかわれたらホットケーキ」を心のなかで言うと平気のようです。 経験から毅然と振る舞ることの大切さを学んだみたいです。 ー息子さんの強い思いをうけて、nana-boさんはどのように思いましたか? 誰かのために行動できることはなかなかできることではないし、困っている人のことを思って導き出した答えは誇らしいと伝えました。 また「家族でサポートできるのは嬉しいことだよ」とも伝え、家族一丸頑張って髪のケアをしております。 ー今回、いつ頃まで伸ばしてからヘアドネーションのためにカットする予定でしょうか? 髪が伸びるペースがわからないので未定ですが、いつか訪れるその日までしっかりケアして伸ばしたいですね。