【巨人】西舘勇陽が田中将大を手本に「結果を出し続ける難しさを痛感」見て学び会話をして成長へ
現役レジェンド右腕から最大限に吸収する。巨人西舘勇陽投手(22)が25日、都内の球団事務所で更改。 【写真】入団会見で背番号「11」のユニホーム姿を披露する田中将大 田中将が新加入することを受け「経験のある方。見て学ぶっていうところもある。また会話をして、スプリットだったり、ツーシーム系だったり。また1年間、結果を出し続ける難しさを痛感したので、そういうのも聞いてみたい」と成長につなげていく。 岩手出身だけに、13年に同じ東北の楽天が日本一になった瞬間はテレビで生観戦していた。「自分も小さい頃からピッチャーをやっていた。その姿というか(日本シリーズで)最後は抑えとして出てきて、すごくかっこいいと思った」と回想。先発ローテ枠の競争相手であり、憧れの1人であり、手本とする。 1年目は28試合登板の1勝3敗20ホールド、防御率3・82だった。クリスマス更改では1200万円増の年俸2800万円でサインした。先発で勝負する来季は、まず開幕ローテ入りが目標。自主トレは川崎・ジャイアンツ球場で行う。「中継ぎから先発に転向する投手も多い。競争相手が多い中で、まだ自分は本当に下の方だと思っている。1日1日無駄にできない」と力を込めた。【上田悠太】(金額は推定)