<少年ジャンプ+>マンガ業界初の試み 海外向けマンガアプリで読み切りを全世界同時公開
集英社のマンガアプリ「少年ジャンプ+(プラス)」の編集部は、9月1日以降に同アプリで公開される読み切りを英語に翻訳し、海外向けマンガアプリ・サービス「MANGA Plus by SHUEISHA」で、全世界(日本・中国・韓国を除く)同時公開することを発表した。読み切りを翻訳して日本と同時に全世界に公開していく試みは、マンガ業界では初となる。第1弾として、むぎすけさんの「言葉の深海」が9月1日に配信される。 【写真特集】「ジャンプ+」がマンガ業界初の試み! 読み切りを全世界に
「少年ジャンプ+」編集部は、これまで新作読み切りの公開に力を入れており、近年では年間200本を超える読み切りを公開し、藤本タツキさんの「ルックバック」をはじめ、人気作を生んできた。2019年には海外向けマンガアプリ・サービス「MANGA Plus by SHUEISHA」のサービスを開始し、「週刊少年ジャンプ」(同)、「少年ジャンプ+」などの連載作品の最新話を多言語で日本と同時公開している。
今回の新たな試みにより、海外の読者に対して、より多彩な作品を楽しめる環境を作りだし、世界中の読者を巻き込むような話題作の創出を目指すという。