日本ハム・新庄監督、ソフトバンク入り上沢直之に「一緒にやりたかったし、すごい悲しい」「彼なりにいろいろ迷っての決断」
日本ハムの新庄剛志監督(52)が8日、米国から日本球界に復帰してソフトバンク入りした上沢直之投手(30)について「一緒にやりたかったし、すごい悲しい。米国にいた時もやりとりしていたので寂しさが強い」と正直な気持ちを吐露した。 ◆ビッグボスポーズを決める上沢【写真】 新庄監督は2023年、日本ハムでプレーしていた上沢がポスティングシステムでメジャー移籍を目指した際、一度は「マイナー契約なら行くな」と引き留めたが、上沢の熱意を感じてマイナー契約での挑戦を後押しした経緯がある。それだけに、1年での帰国と他球団移籍には「(日本ハムで)1年、ファンのためにもとんでもない活躍をしてから『さあどうぞ、どこでにも行ってください』というのを期待しましたけどね」と複雑な思いを口にした。 とはいえ「彼なりにいろいろ迷っての決断。もう終わったこと」と未練はなし。「彼が投げるときにはファンのために、うちはとにかく負けない」と、グラウンドで正々堂々打ち崩すことを宣言した。
中日スポーツ