子どもの大学進学のために「400万円」が必要です。「奨学金」と「教育ローン」で迷っているのですが、“金利”も含めて考えるとどちらがいいのでしょうか?
借入をするためには審査を受ける必要がある
借入をするためには奨学金も教育ローンも審査を受ける必要があるため、どちらも必ず利用できるわけではありません。ただし、具体的な審査基準はそれぞれで違うので、どちらかで審査に落ちても一方では審査に通るケースも多いです。 しかし、金利を視野に入れて考えると奨学金のほうが総返済額を抑えられるため、基本的には奨学金を利用したほうが返済負担は抑えられます。 審査を受けて実際にお金を借りる際には、将来の返済額も含めて検討することが大切です。奨学金も教育ローンも返済が必要になるため、あまりにも高い金額を借り過ぎると後からの負担も大きくなります。
まとめ
奨学金も教育ローンも大学進学には有効な手段ですが、基本的には奨学金のほうが総返済額を抑えられます。しかし、奨学金には学力基準と家計基準があるため、場合によってはそもそも申し込みができないかもしれません。 それぞれの状況に合わせて、奨学金か教育ローンを選択することが大切です。 出典 独立行政法人日本学生支援機構 貸与奨学金(返済必要) 独立行政法人日本学生支援機構 平成19年4月以降に奨学生に採用された方の利率 日本政策金融公庫 ご利用条件や金利・ご返済方法 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部