WRC第11戦開幕、シーズンも終盤、今季最後のグラベルラリーが始まる【ラリー・チリ・ビオビオ プレビュー】
トヨタはロバンペラ、オジェ、エバンスの3台がエントリー
今年のラリー・チリ・ビオビオは、9月26日(木)の午前中にシェイクダウンが行われ、夜7時からのセレモニアルスタートがイベントが開始。競技は27日(金)の朝から始まり、サービスパークの南東エリアでデイ1として3本のステージを、ミッドデイサービスを挟んで各2回走行。 28日(土)のデイ2は、サービスパーク南側、ビオビオ川の西側エリアに舞台を移し、これまで使われたことがないセクションも含む3本のステージを、ミッドデイサービスを挟んで各2回走行。その合計距離は139.20kmと、三日間で最長の一日となる。 ラリー最終日29日(日)のデイ3はサービスの設定がなく、2本のステージを各2回走行。4本のステージの合計距離は54.80kmと短く、そのうち最終のSS16は、トップ5タイムを記録した選手とマニュファクチャラーに、ボーナスの選手権ポイントが与えられる「パワーステージ」に指定されている。 全16本のステージの合計距離は306.76km。リエゾン(移動区間)も含めた総走行距離は1239.23kmとなる。 ヒョンデは、ドライバーズランキングトップのティエリー・ヌーヴィルとオイット・タナックの2枚看板に、高速グラベルラリーを得意とするエサペッカ.ラッピの3人がワークスエントリー。一方のトヨタは、カッレ・ロバンペラ、セバスチャン・オジェ、エルフィン・エバンスの3名をマニュファクチャラーズポイント獲得ドライバーとして登録、今季7回目の優勝を目指す。
Webモーターマガジン編集部