【ライブレポート】SHINee、6年ぶりの東京ドームで打ち立てた新たな伝説
「Diamond Sky」では、指でダイヤモンドの形を作って手を挙げる動作で東京ドームが一つに。そして「LOVE」ではMINHOがうるうるした瞳を見せ、会場の涙を誘った。 アンコール前には、シャヲルが「君がいる世界」を美しい歌声でプレゼントし、温かい空気でいっぱいに。アンコールでは3人がフロートカーに乗って登場し、サイン入りのフリスビーを客席まで飛ばす大サービスで大盛り上がり。「Super Star」、「Runaway」、「The Feeling」と続き、バックステージに移動しての「Colors of the season」ではKEYが静かに涙を流す姿を見せ、ラストは「1000年、ずっとそばにいて」で感動的なフィナーレを迎えた。スローガンイベントでは、座席によって色が違うスローガンが掲げられ、東京ドーム全体で「SHINee IS BACK!!」と読める粋な計らいが! 最後の挨拶では、TAEMINが涙を堪え、MINHOが背中をさするシーンも。次のようにコメントし締めくくった。 TAEMIN「正直に言うと、もう6年経ったのが実感できなかったんですけど、お客さんの前に立って、皆さんが僕たちSHINeeに送ってくれるエネルギをもらって、伝わったし、本当にこうしてずっとSHINeeのそばでSHINeeを守ってくれたことに感謝していますし、皆さん本当に『1000年、ずっとそばにいて』という歌詞のことのように、皆さんがずっとSHINeeのことを守ってくれる気がして、胸がいっぱいになりました。こうして僕たちSHINeeが東京ドームという大きな場所に立つことができるのは皆さんのおかげです。そして、本当に本当にONEWさんと一緒にまた4人でステージに立ちたいですし、皆さんそのときをきっと待っていてくださるんですよね? もうこういう絆を、なんか言葉にできないくらい感謝を感じていますし、これからも、もっともっと成長するSHINeeになります。皆さんのおかげで、もうSHINeeはずっと行けると思います」 MINHO「皆さん、今日は本当にありがとうございました。実は、本当にすごく心配でした。久しぶりのドーム公演だったので心配でしたけど、皆さんの目を見ていると、なくなりました。本当にありがとうございます。皆さん、お願いごとが一つあるんですけど、今日の公演を絶対記憶お願いします。いつもいつも皆さんが僕の希望です。ありがとうございました!」 KEY「いつも、コメントの最後は難しいです。本当に感謝してますし、本当に時間が早く過ぎて、今僕もびっくりしました。本当に僕も楽しかったです。ずっとツアーを回りながら、皆さんにお返しできるようにもっと頑張って、もっといい場所で、もっといいライブをお見せすることができるSHINeeになります、と言ってきたと思いますが、ドームにはちょっと時間かかりました。でも、もう行く軍隊もないです。全部卒業だから。コロナももうないです。今日いいですね。昔のことを思い出すことができて。SHINeeと言えばやっぱりいろいろなことがあったので、16年ぐらいを迎えて、過去を僕ももう1回ヒストリーを見ることができました、自分的にも。ありがとうございます。皆さんも楽しかったですか? ありがとうございます。 もっと頑張っていきます、皆さん。今日はありがとうございました!」 SHINeeにとって思い出深い地である東京ドームで実現した6年越しの公演。メンバーたちもシャヲルもさまざまな記憶が交差し、この2日間も新たにグループの歴史に刻まれる伝説的な公演として語り継がれることだろう。良質な楽曲と非の打ち所がない歌唱にパフォーマンス、メンバーたちの人間味溢れる人柄、会場のどこにいても置き去りにしないステージ構成、演出を含め、完成度の高いエンターテインメントで揺るぎないスターとしての地位と格の違いを見せつけた。これからもSHINeeの伝説は続いていき、同じ時代を生きる者としてそれを目撃できるのは幸せなことだと実感した。