20歳で投資デビュー、30代前半で3000万円の資産形成に成功した「素人投資家」の投資遍歴とは?
◆20~25歳 2つのショックとともに、資産を半分以下にする そんな順調なスタートを切って間もなく、まず起きたのがライブドアショック。この頃勢いのあった新興系の銘柄が、一斉に値下がり始めました。 私の持っている銘柄も例外なく下がり、利益は一瞬で消え、元本割れを起こします。 当時の私はどうすることもできず、塩漬け状態に。 売れば損が確定してしまいますので、それが怖くてできませんでした。 その後、リーマンショックにも襲われ、持っていた銘柄のうち、2銘柄が倒産により上場廃止という事態になります。 そのときひとつは最後まで売らなかったので、紙切れとなった株券が郵送で送られてきたのを覚えています。そのときに初めて実物の株券というものを見ましたが、ある意味貴重な体験でしたね。 これによって、最初の100万円と追加で投資していた資金は半分以下になってしまいました。
◆25~30歳 一念発起し、勉強をしながらいろいろなものに投資を始める 子どもの頃からコツコツと親が貯めてくれた100万円を半分以下にしてしまったことへの懺悔の気持ちもあり、絶対に取り返してやる! という強い決意が生まれました。 ここからさらに下がる可能性もありましたが、長期で見れば勝つ可能性が高いということも学んでいたので、私は買いに向かうことに。 その頃は、なるべく投資にお金を回したくて、貯金はほとんどせず、銀行口座にある程度お金が貯まると、すぐに証券会社の口座に移していました。 当時、日本の個別株だけではなく、毎月分配型投資信託、外国債券、REITなどいろいろな商品を買ってみました。それぞれプラスになったりマイナスになったりしましたが、やはり実際に買ってみるのが一番勉強になりますね。 そして、投資を始めて約6年後、やっとプラスマイナスゼロの地点まで戻ってくることができました。長かった……(笑)。 さらに2014年、米国株の売買手数料が大幅に引き下げられたことをきっかけに、私もついに米国株デビュー! ここからやっと、私の投資人生は軌道に乗り始めたのです。
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