ユーザーにうれしい進化の充実ぶり「スズキ・スペーシア」【最新国産新型車 車種別解説 SUZUKI SPACIA】
居住性
エンジンはすべてマイルドハイブリッドを搭載する。自然吸気が基本だが、カスタムにはターボも用意される。自然吸気は平坦路では不満はないが、登り坂でパワー不足を感じる。ノイズも少し粗い音質だ。試乗して不満を感じるなら、ターボも検討したい。実際の走行性能を左右する最大トルクが自然吸気の1.7倍に増強され、パワー不足やノイズの不満も解消されるからだ。
うれしい装備
フルモデルチェンジ 23年11月9日 月間販売台数 11407台(23年11月) WLTCモード燃費 25.1km/l※「HYBRID G」のFF車
ラゲッジルーム
乗り心地は、街なかでは硬めだが、軽自動車の平均水準だ。走行安定性は高重心のスーパーハイトワゴンでは優れた部類に入る。操舵に対する反応にも鈍さはなく、混雑した街なかを機敏に走る。また燃費にも注目したい。自然吸気の燃費はFFの場合、売れ筋グレードが23.9km/lでハイブリッドXは25.1km/lに達し、スーパーハイトワゴンでは最良だ。ターボも21.9km/lだから、自然吸気と比べて燃費が8%しか悪化しない。以上のように新型スペーシアは、内装からシートアレンジ、安全装備、燃費まで、さまざまな機能やデザインをバランス良く向上させ、選ぶ価値を高めた。 ※本稿は、モーターファン別冊ニューモデル速報統括シリーズVol.156 「2024年最新国産新型車のすべて」の再構成です。 http://motorfan-newmodel.com/integration/156/
MotorFan編集部
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