巨人 開幕ローテ争うグリフィンが３回６失点、押し出し含む３四球と乱調 阿部監督は「ギリギリまで悩む」
「オープン戦、オリックス－巨人」（９日、京セラドーム大阪） 開幕ローテを争うグリフィンが、３回を投げて７安打６失点。押し出しを含む３四球と結果を出すことができなかった。 【表】開幕投手の調子は？明暗分かれる結果 初回、いきなり３連打を浴びて無死満塁のピンチを背負うと、森の遊ゴロ併殺の間に１点を失った。続く頓宮を右飛に抑えて最少失点に切り抜けたが、二回も先頭のゴンザレス、杉本に連打を浴びると、宗に四球を与えて満塁。若月には右前打を浴び、２点を失った。 さらに、中川に四球を与え再び満塁とすると、続く西川にもストライクが入らず、押し出し四球を与えた。続く紅林の右犠飛、森の併殺崩れの間に失点を重ね、この回５失点。制球が定まらず、直球を狙い打たれた。 阿部監督は「開幕ギリギリまで悩む」と話すローテーションについて、８人に絞っていることを明かしている。確実なのは開幕投手の戸郷、山崎伊、菅野らで、残る枠をこの日先発したグリフィンや、１０日の阪神戦に先発予定の高橋礼、ドラフト１位の西舘（中大）、メンデス、赤星らと争う構図となっている。
