先日、自宅駐車場で車のナンバープレートが盗まれました。付属品の盗難でも車両保険は適用されますか?
車の付属品を盗難されて、車両保険でどこまで対応してもらえるか悩んでいる人もいることでしょう。結論から言うと、車両保険は付属品の盗難も保険適用されることが多いようです。 そこで今回は、車の付属品の盗難でも車両保険は適用されるのかをテーマに、車の盗難に遭った場合の流れや、盗難で保険を利用した際の等級ダウンについて解説します。
付属品の盗難でも車両保険は適用される
車両保険に加入している場合、車の盗難だけではなく、付属品の盗難でも保険が適用されます。そもそも車両保険は、車が損害を被った際の修理費を保障するものです。車本体が盗難に遭った場合は、全損扱いで保険金が支払われる可能性が高いでしょう。 ナンバープレートやカーナビ・ETC車載器などの付属品が盗難された場合は、車体の一部を修理することになるため保険適用が一般的です。ただし、車内に取り付ける前のカーナビやETC車載器などが盗まれた場合は付属品とみなされません。保険契約の車に定着されている付属品が、補償の対象となるようです。
車の盗難に合った場合の流れ
車の盗難に遭った場合の流れは以下の通りです。 1.警察に通報し、盗難届を提出する 2.保険会社に連絡する 3.保険金を受け取る 車の盗難に遭った際は、すぐに警察に通報してください。車の中にある貴重品も含めて、必ず盗難届を提出しましょう。届出がない場合は、盗難とみなされず、保険適用とならない場合があります。警察に盗難届を提出した際の受理番号は、盗難被害の事実確認や保険適用の申請の際に必要になるため、忘れないよう控えておくことがおすすめです。 保険会社に連絡すると、保険会社が盗難状況の調査を行います。車両保険が適用されるかを確認し、車の一時抹消登録を検討しましょう。 一時抹消登録を行うと、自動車税が非課税となり、自賠責保険が免除されます。一時抹消登録や保険金請求の際に、盗難届の受理番号が必要となる場合があるため注意してください。