男子生徒にわいせつな行為をしたなどとして逮捕・起訴された山鹿市の中学校教諭の男が19日、再逮捕されました。男の逮捕はこれが5回目です。

５回目の逮捕

強制わいせつなどの疑いで再逮捕されたのは、山鹿市の中学校教諭福田怜史容疑者(37)です。警察によりますと、福田容疑者は2021年10月頃からことし6月頃までの間、県内の住宅で10代の男子生徒3人にそれぞれわいせつな行為をして、下半身などをスマートフォンで撮影し、画像を保存した疑いが持たれています。 警察の調べに対し「子どもたちに悪いことをしたという気持ちはある」と供述する一方で、容疑については黙秘しているということです。

熊本地裁の廷内

福田容疑者は同様の疑いでこれまでに4回逮捕されていて、このうち2件の罪に問われた裁判で18日に起訴内容を認めています。5回目の逮捕を受けて山鹿市教育委員会は「詳細について何も聞いていないので、今後も見守っていきます」とコメントしています。 警察は他にも被害者がいるとみて捜査を進めています。