「Foorin」解散から3年 18歳になった楢原嵩琉が語る 「あの頃」と「これから」
●ひとつの表現にとらわれないアーティストに
――「Foorin」のたけるとは異なる、どんな新しい楢原さんが見られる作品ですか? 「Foorin」のときは年長者だったので、どこか落ち着いているイメージが多かったと思うんです。この作品では、特撮マニアとして、ベラベラ喋ってはしゃいでいる自分が映っているので、ちょっと驚くというか、あまり見たことない姿が見られると思っています。 ――今後の希望・展望について教えてください。 今はひとつひとつのお仕事をやっていくだけで、役者もダンスもやっていくと思います。そんな切り離されたものでもないと思っていますし、お芝居という表現にとらわれず、いろんな表現されている方がいらっしゃると思うんです。例えば、歌とお芝居だったら星野源さん。ダンスとお芝居なら森山未來さん。そういうアーティストの方に対する憧れに強いです。 楢原嵩琉(ならはら・たける) 2006年4月8日生まれ、東京都出身。18年、<NHK>2020応援ソングプロジェクト「Foorin」に参加。米津玄師プロデュース曲「パプリカ」は「第70回NHK紅白歌合戦」出場や、同年「第61回日本レコード大賞」を受賞した後、21年に解散。俳優としてもCM「ソフトバンク5Gってドラえもん? シリーズ」シリーズのほか、映画『Floating father』(17年)、『チェリーボーイズ』(18年)、『恋する寄生虫』(21年)などに出演。
くれい 響