カゴメ「宮崎日向夏ミックス」地域振興策としての訴求
カゴメ九州支店(福岡市中央区、若月洋一支店長)は2月14日、宮崎県庁(河野俊嗣知事)を表敬訪問し同13日から発売をスタートしている「カゴメ野菜生活100 宮崎日向夏ミックス」(195ml)の発売報告を行った。 カゴメと宮崎県は2017年8月に双方の資源を有効に活用すべく、協働による取り組みの推進や宮崎県民の健康寿命延伸、および地域活性化や県民サービス向上を目的とした包括連携協定を締結。 その一環として宮崎ブランドの価値向上を目指して宮崎県産の日向夏を使用した「宮崎日向夏ミックス」を販売している。 「野菜生活100」季節シリーズのコンセプトを伝える動画や産地の風景、農家の方の果実栽培の様子を紹介する動画を制作し、店頭やブランドサイトで公開。 さらに全国の販売店において宮崎県のシンボルキャラクター「ひぃくん」をデザインしたPOPを設置するなど商品訴求にも力を入れている。 5月には同じく宮崎県産のマンゴーを使った「野菜生活100 濃厚果実宮崎マンゴーミックス」の発売を予定している。
若月洋一カゴメ九州支店長は「当社では『地産全消』という考えのもと、野菜生活を通じて日本各地の素晴らしい農産物をひろく訴求する商品販売を推し進めている。今回発売する『宮崎日向夏ミックス』は特長である酸味と甘みを際立たせるためにほんのりとしたりんごや黄色ピーマン、果皮などを使っており宮崎日向夏のおいしさをしっかりとお伝えできる商品に仕上げている。一方、商品パッケージは宮崎日向夏丸ごとと切り身をデザインにし、果実のシズル感を強調している。当社では野菜摂取の必要性を啓蒙しながら宮崎県の魅力発信につながる販促活動を実践していく」とあいさつ。 河野俊嗣宮崎県知事は「カゴメ様には宮崎産品を活用した商品開発や販売に力を入れて取り組んで頂いており、大変心強く感じている。今後も宮崎県との取り組みを継続して推し進めて頂きたい」と謝辞を述べた。