“配属ガチャ”、新社会人の約7割が「不安」 どんな懸念がある?
2025年4月に入社を控える新社会人のうち、いわゆる“配属ガチャ”について「不安」を抱いている人は約7割――就活情報サイトを運営する学情(東京都中央区)が、そんな調査結果を発表した。新社会人は入社後のキャリアについて、どのような不安を感じているのか。 【画像】結果をグラフで見る(計2枚)
「自分でキャリア選びたい」の声多数
入社後のキャリアについて「自身の希望に応じて選択したい」とした新社会人は58.1%だった。「どちらかといえば自身の希望に応じて選択したい」27.3%を合わせると、8割以上の新社会人が「自身の希望に応じて選択したい」としており、「会社に委ねたい」とした人は「できれば会社に委ねたい」と合わせても5.6%にとどまった。 「自分の意思で選択をしたほうが、モチベーション高く働けると思う」「会社に委ねる部分もあると思うが、できるだけ希望するキャリアを歩みたい」「会社の都合もあると思うので、相談しながらキャリアを築いていきたい」といった声が寄せられた。
配属ガチャへの不安強く
配属ガチャについて、「不安がある」とした新社会人は38.4%に上った。「どちらかといえば不安がある」(27.3%)を合わせると、7割に迫る結果となっている。 「苦手な分野の業務を行う部署に配属されないか不安」「適性のない部署に配属されてしまうと、成長スピードが遅くなりそう」などの声が寄せられている。 調査は10月29日~11月11日、就職サイト「あさがくナビ2025」への来訪者を対象に実施。198件の回答を得た。
ITmedia ビジネスオンライン