蓮舫、「挑戦」と言い換える「自民党が支援する人に絶対負けたくない!」…事前運動、選挙違反疑惑の批判にも「全く懲りていなかった」
蓮舫氏「政治活動の発言です」
総務省は「個別の事案については実質的な調査権を有しておらず、お答えは差し控えさせて頂きたい」と述べるにとどめたが、昨秋に埼玉県所沢市長選で当選した小野塚勝俊市長は告示前に投票を呼びかける事前運動をしたとして書類送検されている。 蓮舫氏は6月8日、記者団に「政治活動の発言です」と主張した。だが、2ちゃんねる創設者で実業家のひろゆき(西村博之)氏は6月7日のXに「『選挙の事前運動ではない』というのは、論理的に無理があると思う。これがアリなら逆に何をしたらダメなの?」と投稿し、4月の衆院東京15区補選に出馬したイスラム思想研究家の飯山陽氏も「不肖ワテクシが東京15区補選の際に確認したのは、告示日前(選挙期間前)に①選挙の特定②候補者の特定③投票の呼びかけをすることは禁じられており、一度にこの3つをやらかすと公職選挙法違反でアウトだ、ということであり、ワテクシが見るに蓮舫氏は一度にこの3つをやらかしているようです」と指摘した。 東京都選挙管理委員会の定義によれば、政治活動とは「政治上の目的をもって行われる一切の活動から、選挙運動にわたる行為を除いたもの」とされ、選挙運動は「特定の選挙に、特定の候補者の当選をはかることを目的に投票行為を勧めること」があたる。公選法は「選挙運動」ができるのは選挙期間中に限定しているものの、政党や政治家が行う「政治活動」は切り離して考えられるのが一般的だ。蓮舫氏は自身や枝野氏の言動が「事前の選挙活動には当たらない」と主張していることになる。
橋下元府知事「なんやねん!フレーズ変えとるがな」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は6月9日のXで、蓮舫氏が演説の表現を修正したことについて「なんやねん!フレーズ変えとるがな。それやったら『2日の演説は事前運動の疑いがあったので表現変えます。すみません』となんで言われへんのや。こんな修正もでけへんの?」と指摘している。 世間からの批判受けて、蓮舫氏は表現を変えた……。そう思われていた最中、9日の街頭演説では辻元清美・立憲民主党代表代行が「私は蓮舫に、あんた、都知事になりって相当前からチョロチョロチョロチョロ言うてたんです」「都知事に代わってもらわな、しゃあないなと思ったんです。蓮舫、あんたしかおれへんで、と支えていたのは私でございます」などと発言し、「結局まった懲りていないではないか」(与党幹部)で批判を受ける。 5月27日に立憲民主党本部で記者会見した蓮舫氏は「昨年11月から今年3月にかけて8年ぶりに『東京防災ブック』がリニューアルされた。デジタルの時代に『紙』で全戸に配付され、都知事の顔が入ったメッセージが添付されている」と指摘した上で、「公費を使った事前の選挙活動だと思うのは私だけではないと思う」などと、小池都知事を批判した。
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