「清原さんの収録で誰かの携帯が鳴って…」人気野球YouTubeの仕掛け人が語る、一番緊張した出来事
黄色いオーラを放っていた新庄剛志
「一番輝いて見えたのは、新庄剛志さん(現北海道日本ハムファイターズ一軍監督)です。岩本さんのチャンネルに出演していただいたことがあるのですが、19時過ぎにタクシーから降りてきた時にフワァ~っていう黄色いオーラが出ていました。いい匂いがしていましたし、スターって新庄さんみたいな方のことを言うんだなと。 それと、その時にミュージシャンのHARTYさんが歌われている「%1」(イチパーセント)という楽曲のCDを新庄さんからいただいたんです。新庄さんの公式応援歌であり、ご自身でプロデュースもされている楽曲なのですが、『僕のカンピューターが働くから、これを飾っとくといいことあるよ』と言われたんです。 ちょうどその頃、仕事で人間関係のトラブルがあり、『もういいや、この仕事は辞めて教員に戻ろうかな』と思っていた時期で……。新庄さんがプロ野球のトライアウトを受けられた時にもこの曲を励みにされていたみたいで、すぐに自宅に飾ったんです。すると、CDを飾った1週間後ぐらいに本当に仕事の悩みが解決できたんです。不思議だったのですが、やっぱり新庄さんには得体の知れないパワーがあるんだなと思いました」
支えになった「片岡篤史からの電話」
仕事で悩んでいた時期、片岡氏からの電話も支えになったと振り返る。 「僕は白黒はっきりつけたい性格なので、本当に仕事を辞めようとしていました。そんな時に片岡さんがずっと電話をかけてくださったんです。ちょうど僕が仕事を終える時間帯にかかってくることが多く、『お前が辞めたらあかん、なんかあったら俺が話を聞いてやるから』『お前が野球を好きで熱い男だっていうのは、みんなわかっとる。絶対に続けろ』と。 その後、片岡さんが中日ドラゴンズの二軍監督(現在は一軍ヘッドコーチ)になられて現場に復帰される際も、『豊さんをはじめ、みんなのチャンネルをお前が守り続けるんだ』と声をかけてくださって。本当に優しくて熱い方だなと思って……今振り返っても、感謝してもしきれません」