飯田短期大学がスミツネと共同でグッズ7種開発 獅子フェスでの販売に向けPR【長野県飯田市】
飯田短期大学生活科学学科で学ぶ1・2年生有志6人が、長野県飯田市小伝馬町の「染物処スミツネ」と共同で藍染めの布を使った獅子舞グッズ7種を開発した。11日に同校で記者発表し、商品をお披露目。20日に市内である「南信州獅子舞フェスティバル」での販売に向けてPRした。 共同開発は2022年の飯田お練りまつりで初めて行い、4回目。学生は5月にスミツネの工房を見学。その後にデザインを考案し、夏休み明けから手縫いやミシンで縫製を行ってきた。 開発したのはブックカバーとスマホショルダー、弁当包み、スマホストラップ、鍋つかみ、キーホルダー、ランチョンマット。計70個ほど製作した。 2年の学生は、昨年に友人の手伝いで参加し、2回目。「初めて獅子フェスを見てアイデアが湧いた」とし、参加団体のほろの模様をちりばめたブックカバーなど2種を製作した。 1年の学生はキーホルダーを考案。ミニチュアの刺しゅう枠をベースにして、ほろの柄をデザインに取り入れた。「子どもからお年寄りまで気軽に手に取ってもらえたらうれしい」とPRした。 スミツネの石黒拓二代表は「自分では思いつかないようなアイデアで、刺激になる」と評価した。 販売は中央公園多目的広場内のテントで行う予定。