【40代・50代の骨盤を整える「床バレエ」⑦】スマホを見ながら床バレエ。寝たままラクしてむくみオフ!
夏、冷房の冷気は床にたまる。だから、夏こそ足の冷えとむくみは深刻だ。そのうえ、むくみを放っておくと脚が太くなる原因にも⁉ 手遅れになる前に、足が冷えたらむくみ取り床バレエを行おう。寝転んでスマホを見ながらでもできるので、毎日の習慣に取り入れて!
脚が一気に軽くなる! 寝ながらつま先アップ&足首回し
骨盤、足首、膝の歪みを改善しながら、下半身のむくみを取る床バレエ。腰が反らないようにお腹にギュッと力を入れて、骨盤を正しい位置にセットしてから足を動かすのがポイント。硬い足首がほぐれるとつま先まで血流が巡って、脚のむくみ感がどんどん軽くなってくる。
1.両膝を立ててあお向けになる 両膝を立ててあお向けになり、足を腰幅に開いて膝とつま先の向きをそろえる。両手は頭の下へ。お腹に力を入れて腰を反らないようにして、あごを引こう。
2.つま先を上に かかとは床につけたまま、つま先をできるだけ上に上げる。つま先の上げ下げを15秒繰り返そう。
3.両脚を上げて、膝を軽く曲げる 足を腰幅に開いたまま両脚を上げて、軽く膝を曲げる。
4.足首を大きく内回し つま先でできるだけ大きな円を描くように、足首を大きく、ゆっくりと15秒内回し。つま先と膝の向きは同じ方向をキープしよう。
「お腹をへこますように力を入れて、腰のアーチをつぶして足首を動かしましょう」(竹田さん)
「お腹の力が抜け、腰が反ったまま行うと腰に負担がかかり、骨盤の歪み改善になりません」
【教えてくれたのは】 竹田純さん バレエダンサー・フィットネストレーナー。一般社団法人床バレエ協会代表。パリでクラシックバレエやコンテンポラリーダンスを学んだ後、フランスをはじめヨーロッパのバレエ団で活躍。現在、指導者としてSNSやYouTubeで床バレエの情報を発信。著書『マネしたらやせた! 30秒だけ床バレエ』(講談社)も好評 撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木村三喜 取材・原文/山本美和