【読み物】実はこんなにある! 魅力的な日本メーカーの海外仕様SUV&ピックアップ【パート2】
ホンダ パイロット「ホンダ最大の3列シートSUV」
ホンダというと、日本ではコンパクトなクルマを得意としているイメージがありますが、北米など、大きなクルマが好まれる地域にはちゃんと大型モデルを供給しています。その1台がホンダ パイロットです。 ホンダ パイロットは、全長5077~5085mm✕全幅2090mm(ミラー折りたたみ時)✕全高1801~1829mm、ホイールベース2891mmというホンダでもっとも大きなSUVです。パワートレーンはは3.5L V6(最高出力288ps、355Nm)+10速ATで、駆動方式は4WDとなります。またベースグレード以外には「Sport」「Normal」「Econ」「Snow」「Tow」「Trail」「Sand」と多彩な走行モードが用意。路面状況やドライブシーンに合わせたセッティングを選ぶことができます。 インテリアは3列シートを備え、2列目シートはベンチシート(8人乗り)かキャプテンシート(7人乗り)が選べます。3列目シートは床下に収納でき、完全にフラットな荷室空間を作り出すことができます。また、荷室容量はフル乗車時で618~635L、5名乗車(3列目格納)時で1685~1702L、2名乗車(2列目、3列目格納)時は3166~3219Lと余裕があります。
ホンダ リッジライン「スタイリッシュなデザインのピックアップトラック」
ホンダが製造する4輪車の中で最大の大きさを誇るピックアップトラックで、全長5339mm✕全幅2116mm(ミラー折りたたみ時)✕全高1798mm、ホイールベース3178mmという堂々としたボディが与えられています。エンジンは最高出力283ps、最大トルク355Nmを発生する3.5L V6SOHC (i-VTEC)が搭載され、これに9速ATと4WDシステムが組み合わされます。また、牽引能力は2267kgとなっています。 エンジンスペック、牽引能力ともにと、アメリカで販売されているピックアップトラックとしてはやや控えめなスペックですが、車重が2038~2048kgに抑えられていることや大型ピックアップとしては珍しいモノコックボディを採用しているため運動能力が高く、乗用ユースでの乗り心地の良さが高く評価されています。 一方、インテリアはピックアップトラックというよりもサルーン的なテイストのデザインで、とくにコクピットまわりはほかのホンダ車と同じようにボタン式のシフトセレクターや全面液晶のメーターパネルなどが採用されており、機能面、見た目ともにかなり洗練されています。また、その大柄なボディサイズに見合った広い車内も持ち合わせており、快適性が高いピックアップトラックと言えそうです。
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