ブライトン セルティックからオライリーを獲得 移籍金は約48億円
昨季は19ゴール18アシストをマーク
ブライトンは、セルティックからデンマーク人MFマット・オライリーを2029年6月までの5年契約で獲得したことを発表した。 オライリーはフラムの下部組織出身の23歳。ミルトン・キーンズ・ドンズを経て2022年1月にセルティックに移籍した。加入してすぐに主力に定着すると、昨季はMFながら19ゴール18アシストをマーク。今夏のステップアップとなる移籍が確実視されていた。 英『BBC』によると、この移籍に伴う契約解除金は2500万ポンド(約48億円)のようだ。この金額は、昨夏アル・イテハドがジョタ獲得のためにセルティックに支払った移籍金や2019年にスコットランド代表DFキーラン・ティアニーがアーセナルに移籍した際の移籍金と同額でスコットランド史上最高額だという。オライリーは、ミルトン・キーンズ・ドンズから、150万ポンド(約3億円)で獲得しており、この移籍によりセルティックは大きな利益を得たことになる。 オライリーは移籍するにあたって惜別のメッセージを下記のように語っている。 「つらいことだ(移籍するのは)。おそらく、そこ(ブライトン)に行ってみないと、このクラブがいかに大きなクラブか分からないだろう。ここは本当の家族のようなクラブで、私も早い段階から歓迎されていると感じていた」 「ファンの情熱という点で、これまで経験したことのないとても特別な場所だった。過ごした時間は本当に楽しかった。素晴らしい思い出がたくさんあるから、そのこと(移籍)を話すとまだ少し感傷的になる。しかし、私にとっては新しい挑戦をするのにちょうどいい時期だと感じた」(英『BBC』より) オライリーにはブライトンでも、昨季セルティックで見せた活躍を期待したい。
構成/ザ・ワールド編集部