J1京都、大熊清GM就任会見「並走というか(曺貴裁監督と)一緒にやっていく」 進退は「考えていない」
京都は1日、この日付けでゼネラルマネジャー(GM)に就任した前J2清水GMの大熊清氏(59)の就任記者会見をサンガスタジアムで行った。 大熊氏は「現実的なことをお話しすると、チームが非常に苦しんでる。分析したなかで、みなさんのサポートと、皆さんと共に苦しい状況を抜けられるように現場のサポートをしていきたい」とあいさつした。 京都はここまで2勝4分け10敗で最下位。5月は6試合勝ちなしで終えた。ホームゲームは7連敗でいまだ勝利をつかめていない。曺貴裁(チョウ・キジェ)監督の進退に関しては予断を許さない状況だが、大熊GMは「何事も100%はない。監督が言ったからではなく、いちサッカー仲間として俯瞰(ふかん)して見ても、勝とうとする意識、熱、出し切ろうとする力は全然切れていない。今は全く(進退については)考えていない。並走というか、(曺貴裁監督と)しっかりと一緒にやっていくつもり」と話した。 ◆大熊 清(おおくま・きよし)1964年6月21日、埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ。59歳。浦和南高、中大を経て87~92年に東京ガス(現F東京)でプレー。93年から指導者となり、U―20日本代表、F東京、大宮、C大阪などで指揮を執った。06~10年はフル代表コーチ。F東京、C大阪では強化担当としても活躍。19年に清水のGMを4年間務め、24年6月から京都のGMに就任した。
報知新聞社