五輪かけ激闘 現役慶応生尾崎が石井破る 内定はプレーオフ決戦へ【レスリング女子68キロ級】
◇全日本レスリング選手権大会 2日目(21~24日東京・代々木第二体育館) 来年に迫るパリ五輪代表内定をかけ、全日本選手権女子68キロ級で激闘が繰り広げられました。 【画像】姉妹で“金”を目指す金城梨紗子選手と川井友香子選手 9月の世界選手権を5位で終え、パリ五輪女子68キロ級の内定“枠”を日本に持ち帰った石井亜海選手と、現役慶応生の尾崎野乃香選手とが1回戦から対戦。 石井選手が優勝すれば五輪内定。他の選手が優勝すれば内定をかけたプレーオフに持ち越されます。 試合開始直後から激しく組み合うと、およそ1分後、尾崎選手が石井選手のバックを取り先制します。 後半も尾崎選手が石井選手をいなしながら積極的に攻め続け、得点を重ね、石井選手に勝利し準々決勝進出を決めました。 敗れた石井選手は、パリ五輪を内定させることが出来ず。女子68キロ級のパリ五輪内定はプレーオフに持ち越されることが決定しました。 ■全日本レスリング選手権 女子68キロ級 1回戦 尾崎野乃香(慶応義塾大学)6-2石井亜海(育英大学)