【エリザベス女王杯 キーマンズトーク】ホールネス筋肉量充実! 藤原英昭調教師「この舞台は絶好だ」
キャリア【4・1・1・0】の好素材ホールネスが、「第49回エリザベス女王杯」で一気のGⅠ獲りを狙う。追い切りで好感触を得た坂井騎手との初タッグでどんな走りを見せるか。藤原英昭調教師(59)の〝逆算仕上げ〟にも注目が集まる。 ――1番人気に応えて新潟牝馬Sを快勝 「勝ちに行ったレース。エリザベス女王杯に出るためにしっかり結果を出したかった。(西塚)ジョッキーが指示どおりに乗ってくれた」 ――晴れてOP入りを果たし、このGⅠへ 「もっと早めにOP入りしたかったが、体質面を考慮して長い目で見ながら作ってきた」 ――最終追い切りはテン乗りの坂井騎手が手綱を取っての芝コース 「本馬場で感触を確かめてもらった。どういう脚を使えるかつかんでもらいたかったが、騎乗後、『来年はアスコットに行きましょう』と言ってくれた。そういう感触だったんだろうね」 ――デビューから1年半で4勝・2着1回・3着1回と底を見せない 「長い目で見てきたことでレースごとに成長を感じる。特にここへきて筋肉量が充実してきた」 ――左回りでの実績が目立つが、今回は京都外回り2200メートルが舞台 「京都のマーメイドSで3着があるし、右回りは問題ない。自在性があって乗りやすい。牝馬としては雄大な馬体でストライドも大きいので、この舞台は絶好だと思う」 ――重賞初制覇がGⅠという可能性も 「ファンの皆さんに期待を寄せてもらえるだけの成績とパフォーマンスをしてきた。ここに向けて計算して作ってきたし、全力を尽くしたい」(夕刊フジ)