ローマ新指揮官が就任時の様子を明かす「デ・ロッシの解任にとても悲しんでいた」初陣ウディネーゼ戦を勝利で飾る
ダニエレ・デ・ロッシ前監督に代わり、新たにローマの指揮官となったイヴァン・ユリッチ監督が、就任した時の選手の様子を語り、今後の変化について自身の見解を述べた。イタリア『Sky Sports ITALIA』が伝えている。 【動画|ドフビクの先制点を振り返る!】ローマ vs ウディネーゼ セリエA ローマは18日、突如としてデ・ロッシ監督の解任し、昨季までトリノを率いていたユリッチ監督の招へいを発表した。開幕4戦で3分1敗と勝利から遠のいていたが、夏に契約延長をしたばかりでクラブのレジェンドであるデ・ロッシ前監督の解任は多くの波紋を呼んだ。またロレンツォ・ペッレグリーニやジャンルカ・マンチーニ、パウロ・ディバラがデ・ロッシ監督の解任撤回を求めたという報道もされていた。 そしてユリッチ新監督は、デ・ロッシ前監督がチームを離れたことで選手が悲しんでいたこと明かし、次のように語った。 「私が(ローマに)到着した時、選手たちはデ・ロッシの解任にとても悲しんでいた。選手たちは感情を隠そうとすることもあり、私はそれを有り難いと思うが、彼らが悲しんでいたことは明らかだった。彼らは全力を尽くしたのに、それでも良い結果は得られなかった。選手たちは解任に本当に失望しており、ローマのために全力を尽くしたいと考えている」 アタランタのジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の門下生として知られるユリッチ監督の就任で、ローマは開幕5戦目でスタイルの変更を強いられることになる。同監督はウディネーゼ戦を「最初の反応は素晴らしかった」と3-0の勝利を評価し、今後の変化について以下のように続けた。 「選手たちはこのスタイルでもプレーできると思う。新しいコンセプトを求めることになるが、すぐに理解できる選手もいれば、もう少し時間の必要な選手もいる」 「プレッシャーをかけ攻撃的にプレーし、ゲームをコントロールし、ボールをうまく動かすことを求める。これは(ウディネーゼ戦)は最初の試合に過ぎなく、今後2週間で全員の活躍を見れるだろう」
SPOTV NEWS