挙式前にそろって訪問した母校セント・アンドリュース大学で、2011年2月撮影

結婚前のキャサリン皇太子妃とウィリアム皇太子の関係について、これまでほとんど知られていなかったある“事実”がまたひとつ、多くの人の知るところとなりました。 【写真】キャサリン皇太子妃＆ウィリアム皇太子夫妻のラブラブな瞬間 付き合い始めたばかりだったころ、まだ誰も知らなかったそのことを打ち明けるきっかけとなったのは、友人たちとのディナーパーティーでのゲームと、カーリー・マーシー=バーチさんだったといいます。 『ピープル』誌によると、ジャーナリストのロバート・ジョブソン氏は出版されたばかりのキャサリン皇太子妃の伝記『Catherine, the Princess of Wales』の中で、皇太子がその"秘密"を明かさなければならない状況を作ったのは、カーリーさんと「Never Have I Ever（一度もしたことがないこと）」と呼ばれるゲームだったと述べています（参加者が順番に「自分が今までに一度もしたことがないこと」を明かし、それをしたことがある人は、正直にそう言わなければならないというゲームです）。 「カーリー・マーシー=バーチとは誰？」と思う人も多いかもしれません。実は、ウィリアム皇太子がセント・アンドリュース大学に通っていたころ、キャサリン妃と付き合い始める前に交際していた女性です。 「あえてそうした、というわけではなかったのかもしれませんが、カーリーさんは皇太子とキャサリン妃が秘密にしていた関係が、バレるように仕組んでしまいました。皇太子は、非常に動揺したはずです」 ジャーナリストのケイティ・ニコル氏は2011年に出版した『The Making of a Royal Romance』で、このときのことを次のように説明しています。 「カーリーさんは自分の順番がくると、『私が今までにしたことがないのは、この部屋の中にいる2人と付き合うことです』と言いました。ウィリアム皇太子の隣にはキャサリン妃が座っており、『ある』と答える人が皇太子しかいないことを承知の上で、そう言ったのです」 もちろん、ウィリアム皇太子は明らかに“激怒した“ような表情を見せ、カーリーさんに向かって小声で、「信じられない、ここでそんなこと言うなんて」と言ったそうです。 そのほかニコル氏は、2010年に『ヴァニティ・フェア』誌に掲載された記事の中で、カーリーさんが皇太子との交際について明かしたいくつかのことを紹介しています。 「私は本当に『田舎育ち』なのです。だから、（自然豊かなグロスターシャーで多くの時間を過ごした）ウィリアムと親しくなったのだと思います」 セント・アンドリュース大学があるのは小さな街で、カーリーさんは街なかで偶然知り合った皇太子とその後も何度か鉢合わせるうちに、親しくなったといいます。 「もしロマンティックな関係になっていなかったとしても、仲良くなっていたと思います。学生時代によくあること、よくある学生同士のロマンスでした」