アルメニアで大規模抗議デモ、アゼルバイジャンとの紛争で和平に反対
旧ソ連構成国アルメニアのパシニャン首相は6月12日、隣国アゼルバイジャンとの係争地ナゴルノカラバフを巡る長年の紛争に関し、和平条約の締結に近づいていると述べた。 破壊された村々をアゼルに返還する方針も示しており、首都エレバンでは大規模な抗議活動が発生。警察が閃光手榴弾を使用して鎮圧に当たるなどの騒動に発展した。 首相は旧ソ連圏6カ国でつくるロシア主導の軍事同盟「集団安全保障条約機構(CSTO)」に関し、アゼルとの紛争で支援がなかったとして、脱退する方針を正式に表明した。 (ナレーションなし)