“地方移住のリアル” 若手記者の仕事と家庭生活の両立は…
■理想の暮らしへ…闘いは続く
始まったばかりの木更津生活。 引っ越しの片付けはようやく終わりつつある。まだ妻と2人で遠出はできていないが、房総の海岸や山、キャンプ場など、これから行ってみたいところをあれこれ語り合っている。そのときの妻の楽しそうな表情が嬉しい。 アパートの窓からは田んぼや畑、その周りには建設中の家や新築の一軒家がいくつも見える。シーズンになれば潮干狩りができる海岸までは歩いて30分。海が近いせいか、風が吹き抜ける日も多く、洗濯物は要注意である。コンビニなど少ないが、15分歩いてスーパーに行けば房総近海の地魚が並び、見て歩くだけで楽しい。 ゴールデンウイークや盆休み中の渋滞は桁違いになると予想されるため、そのときは電車通勤しかないだろう。不安は今もある。しかし日々、生活の豊かさも感じていて、この新生活をなんとか成功させようと闘志もわいている。様々な課題を攻略した先に、本当の理想の生活を送ることができると思っている。