来年2月、9電力値上がり LNG価格上昇で
大手電力10社が27日発表した来年2月の家庭向け電気料金は、関西を除く北海道と東北、東京、中部、北陸、中国、四国、九州、沖縄の9電力が1月と比べ値上がりとなった。火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)や原油の輸入価格上昇の影響を受けた。大手都市ガス4社のガス料金は全社が値上がりとなる。 標準的な家庭の電気料金は中部が49円値上がりし、7158円となる。沖縄が44円、北海道が39円、東京が24円、東北が18円、中国が15円、四国が13円、北陸と九州が5円、それぞれ上昇する。関西は、燃料価格の変動を料金に反映する「燃料費調整制度」の上限に達した状態が続いているため据え置く。