『ダンダダン』感動誘った第7話、佐倉綾音「何度も涙流した」と回想…キャスト陣が振り返り「"金の玉"の行方をお見逃しなく」
動画配信サービス「ABEMA」では去る今月7日、TVアニメ『ダンダダン』の特別番組「ABEMAで振り返るじゃんよ」を放送。番組には若山詩音さん (モモ〈綾瀬 桃〉役)、花江夏樹さん (オカルン〈高倉 健〉役)、佐倉綾音さん (アイラ〈白鳥愛羅〉役)、田中真弓さん (ターボババア 役)らメインキャスト陣が出演。先日最終話を迎え、続編制作が決定した同作のこれまでの見どころを伝えていた。 【画像】ダンダダンはまだまだ続く!先日公開されたアニメ第2期の新規公開映像カット(全6枚)
若山詩音、花江夏樹、佐倉綾音、田中真弓ら『ダンダダン』豪華キャストがアニメの魅力を語る
『ダンダダン』は、「少年ジャンプ+」(集英社)にて連載中の龍幸伸による人気漫画が原作。霊媒師の家系に生まれた女子高生・モモ(綾瀬桃)と、同級生でオカルトマニアのオカルン(高倉健)が迫りくる怪奇に挑む、オカルティックバトル&青春物語。幽霊から宇宙人まで様々な怪異と戦う迫力のバトルや、カオスなギャグ展開も人気の本作を、ダイジェスト映像と共に振り返っていった。 まず、原作を読んでの最初の印象を聞かれると、若山さんは「絵が緻密に描き込まれていて、迫力がすごいんです!意外と擬音が少ないのに、状況とか動きがすごく想像できる漫画で…!"どえら~"って思いながらどんどん読み進めていっちゃう。その軽やかさが本当に素敵だなって思いましたね」と大絶賛。花江さんも続けて「まず、タイトルが"何?"ってなって。読んで、読んで、読んでも"何?"って感じで(笑)」と笑いを誘いつつ、「オカルト、ホラー、恋愛要素、アクション、色んな要素が詰め込まれているんですけど、それが全部絶妙なバランスになっているので、どんどん先が読めちゃうんですよね」と止まらず読み進めていったことを語った。 その後は、名シーンのダイジェスト映像とともに10話までの物語を振り返ることとなった。迫力のバトルに「かっこいい~!」「テンションあがる」と興奮したり、日常パートでは「意味わからないのよ」「そうはならんやろ!」とツッコミを入れたりと、大盛り上がりで振り返っていくなか、多くの人の感動を呼んだ第7話でのアクロバティックさらさらの回想シーンでは空気が一変した。「ここのシーン、綺麗なんですよね」「泣いちゃうね」などの声が飛び交い、スタジオに感動の波が押し寄せた。 また、佐倉さんからは第7話のアフレコを語る一幕も。「台本を読んで泣いて、映像チェックでも泣いて、本番どうなっちゃうんだろうって…!」と何度も涙を流したことを明かしつつ、「『ダンダダン』の魅力の一つが、オカルトとか心霊現象とか都市伝説で生まれた"理屈の通じない怪異の中にも、理屈の通った過去がある"っていうところで、それを見ている側に存分に見せつける最初の話だったかなって思うので、今まで築いてきた『ダンダダン』の世界とはまた違う雰囲気で届けようとするスタッフの皆さんの気概をすごく感じました。しんどいシーンでしたが、最後にアイラがかけた"忘れない"って言葉と共に、(アクロバティックさらさらを)この世界の無にさせないって気持ちを作り上げることができていたらよかったなと思います」と振り返った。 田中さんも大きく頷き、「ずっと笑ってたけど、ここでハッと(気持ちが)させられる。アニメーションの流れの持って行き方に、今までにはない凄さを感じて。本当に作っている方達が命をかけているなって思いました」と本作のメッセージを印象づけた、スタッフ陣こだわりの演出を絶賛した。