このままだと失敗…。前半戦ガッカリだったJ1の新戦力(3)戦力どころか…。何もせず早期退団の可能性も
2024シーズンの明治安田J1リーグは折り返し地点を過ぎた。新戦力が活躍して飛躍したチームがある一方で、期待の新戦力がハマらずに苦しんでいるケースもある。今回は、今季J1のクラブに加入した選手で期待通りにいっていない選手をピックアップして紹介する。※各データは6月23日時点『transfermarkt』を参照。
MF:オラ・ソルバッケン(浦和レッズ) 生年月日:1998年9月7日(25歳) 前所属クラブ:ASローマ 2024リーグ戦成績:3試合0得点1アシスト オラ・ソルバッケンは、まだ日本で自身の能力を見せられていない助っ人だ。 イタリアの名門ASローマから期限付き移籍で浦和レッズに加入しているソルバッケンは、ノルウェー代表にも選ばれる有力選手で、ファンの期待は大きかった。しかし、負傷で長期離脱となると、浦和デビューは5月22日のYBCルヴァンカップ、V・ファーレン長崎戦だった。その後Jリーグで2試合に出場し、ヴィッセル神戸戦では1アシストを記録したものの、続く第18節のセレッソ大阪戦では再びベンチ外だった。 神戸戦では、試合勘が戻っていない中でインパクトを残したソルバッケンは、期限付き移籍の期限がまもなく終了する予定だ。ただ、ローマが延長を許可する可能性もあると言われている。シーズン後半戦も浦和に残れば、一気に評価を高めるかもしれないが、この先も負傷離脱が続くのではないかという不安もある。 ローマは最近スポーツディレクターが代わったばかりで、今夏の補強が注目されているが、大勢いるレンタル選手の1人であるソルバッケンの去就に関する話題はイタリアメディアでほとんど伝えられていない。
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