創立30周年で講演会 可児会議所、中村教授が求人難対策を解説
【東濃】可児商工会議所は11日、可児市下恵土の可児市文化創造センターalaで「創立30周年記念講演会」を開催した。創立50周年の岐阜県可児工業団地組合との共催。会員の企業経営者ら約100人が参加した。 講師は、中小企業論と地域経済論が専門で、総務省の地域力創造アドバイザーを務める神戸国際大学経済学部の中村智彦教授。「超求人難の今!何が変化しているのか~選ばれる企業になるために」をテーマに講演した。 講演では、企業が直面している求人難や離職率の高さなどの人材不足の課題について解説した。「求職者の価値観の変化に伴う労働市場のトレンドを踏まえて、選ばれる企業になるための方策が重要」と指摘し、厳しい人材獲得競争の中で必要な戦略や職場づくりの具体例を提示した。