サケ29匹密漁“5人目”の容疑者逮捕、闇バイトの「実行役のリーダー格」か 北海道・斜里町
北海道・斜里警察署は2024年11月28日、水産資源保護法違反の疑いで住所不定・無職の藤井利也容疑者(32)を逮捕しました。 藤井容疑者は10月2日午後11時17分ごろ、斜里町朱円の海別川左岸で網を使って、サケ約29匹を密漁した疑いが持たれています。 この事件では、10月2日に密漁警戒中の警察官らが男1人を現行犯逮捕、10月3日に逃げた男3人を逮捕し、これまでに4人が逮捕・起訴されています。 その後、逃げた複数人の行方を追っていたところ、札幌市中央区・すすきので藤井容疑者を発見し、任意同行をかけ逮捕に至りました。 警察によりますと、これまでに逮捕・起訴された4人は闇バイトの募集を通じて知り合った「匿名・流動型犯罪グループ」いわゆるトクリュウとみられていて、今回逮捕された藤井容疑者が「実行役のリーダー」とみられるということです。 警察は藤井容疑者の認否を明らかにしていませんが、余罪を追及するとともに、さらに共犯者がいるとみて捜査しています。