宇宙日本食に認定のとろろ、十勝川西長いも収穫最盛期…「ステーキでもどうぞ」
北海道・十勝地方特産の「十勝川西長いも」の収穫が最盛期を迎えている。
色の白さや食感の良さ、強い粘りが特徴で、国内外で人気が高い。十勝川西長いもを使ったとろろなどは宇宙航空研究開発機構(JAXA(ジャクサ))の「宇宙日本食」にも認証されている。
帯広市の農家渡辺将嗣さん(39)方の約2ヘクタールの畑では、今月3日から収穫が始まった。重機で掘った溝の中に家族ら約10人が入り、傷をつけないよう手作業で1本ずつ丁寧に掘り出していた。渡辺さんは「今年は質や形、大きさが良い。ステーキやサラダなどにしておいしく食べてほしい」と話した。